技工職人集いし街 stripes

変形加工機、木車 鏡の美しさを引き出す磨き技術のために

marker 機械では削れないハート形の
面取りもお手のもの

波形、ハート形、星形、動物形など不規則な形をした鏡やガラスは、自動縦型面取り機を使えません。面を取るには、職人の手に頼るしかありません。

変形加工機、木車1

marker 面取りとは

切断面の角(とがったところ)を削って平らにすること。変形の商品の面を取る際、職人が使うのが変形加工機です。九鏡ではイタリア製の「レベル92」という機械を使用しています。

変形加工機、木車2

marker 変形加工機

変形加工機では鏡・ガラスの側面の角を落とすほか、広面取りもできます。広面とは削って平らになった面が通常より広いこと。「レベル92」には削るためのディスクが付いており、どんな形の面も取れるすぐれものです。半自動、半手動の機械なので、職人の力の加減で、面の広さも自由自在にできて、作業スピードも早くなるといいます。

変形加工機、木車3

marker 鏡の美しい縁取りの秘密は
柳の木の木車

面取りをした変形の鏡・ガラスは、木車を使って、縁の部分のつやを出します。木の種類は、柳の木。適度な柔らかさを持ち、水に強いといいます。木車にスポンジのようなバフを巻きつけて、水を混ぜた研磨剤で、鏡やガラスの縁を磨き上げていきます。
こうして、ちょっと変わった形の鏡・ガラスが、美しい輝きを放つ商品になるのです。

変形加工機、木車4

marker 業界でも貴重な凄腕職人

変形加工機や木車は、高い技術が要求される機械です。使いこなせる職人は鏡加工業界を見渡しても少なく、九鏡は業界でも貴重な凄腕職人を抱えています。

変形加工機、木車5
変形加工機、木車6
カッティングアーチスト 平間慎一 職人紹介はこちら▶️