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世界に誇れる、腐食防止のコーティング技術綱場ライン主査コーティング職人柏木重成かしわぎ しげなり

  • 世界に誇れる技術

  • 風呂場や洗面所など水回りで使用される鏡は、湿気によって劣化していきます。この劣化を鏡業界では「しけ」と呼びます。しけを食い止めるために、鏡の縁や裏面に特殊なコーティングを施します。九鏡は、世界に誇れる、コーティング技術を持っています。

  • エッジコーティングマシン

  • 柏木はコーティングの職人です。九鏡が開発した「エッジコーティングマシン」を駆使し、鏡の側面に透明樹脂塗料を塗りつけていきます。塗りムラがでないようにするのが、職人の腕の見せどころ。手作業で鏡に塗料を塗りつけるスピードを調整しながら、TOTOやLIXILの高い品質基準を満たす鏡のコーティングを、毎日100枚以上こなします。

  • UVデラックス加工

  • また、鏡の裏面に紫外線(UV)で固まる樹脂を塗りつけた、最高級の腐食防止の鏡加工も、柏木の担当。塗装機とUV乾燥機をそなえた全長15メートルほどの特注機械で、コーティングします。「温度によって、樹脂の液体が鏡に塗りつけられる量が変わってきます。温度管理は重要で、年間を通して室温は約25度に設定しています」

  • 機械任せにはできない作業

  • 室内では、何度も温度計で液体の温度を計ります。「機械任せにはできない作業。温度によって機械の調整する必要があります。どう調整するのか? それは経験からわかっています」
    塗装機から滝のように流れ落ちる「液のカーテン」の量を均一にしながら、鏡への塗りムラがないようにする。一見、簡単に見えて、職人の経験からくる勘が必要な作業なのです。